2-4.形容動詞
事物の性質・状態を表すものが形容動詞である。
例)静かだ きれいだ 親切だ 暇だ 幸せだ
■形容動詞の特徴
①単独で述語になる。
例)あの花はきれいだ。 彼はたいへん親切だ。
②主に連体修飾語(名詞の意味を詳しく又は限定する語)になる。
例)静かな海 親切な人
③言い切りの最後の音は「だ」である。
④活用がある。
例)
語例 | 語幹 | 未然 | 連用 | 終止 | 連体 | 仮定 | 命令 |
暇だ | 暇 | だろ |
だっ で に |
だ | な | なら | ----- |
静かだ | 静か | ||||||
親切だ | 親切 | ||||||
後に続くことば | ウ | タ・アル・ナル | 。 | トキ・コト | バ | 命令系ハ無イ |
このように活用できる語が形容動詞である。
簡単にいうと、「だろ・だっ、で、に・だ・な・なら」をつけて言った時に、おかしくなければ形容動詞の相違は活用だけである。
※活用できる語(動詞・形容詞・形容動詞)を用言という。
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