2-5.副詞

例)しばらく のろのろ ときどき たいそう ますます

■副詞の特徴

①文章中移動可能でいらない語。おもに連用修飾語(動詞・形容詞・形容動詞の意味を詳しく又は限定する語)になるだけある。

 

例)私はしばらくここで休む。   私はときどき図書館へ行く
主に連用修飾語になるのだから、被修飾語を探すには、その副詞を文章中で後ろに移動させていく。そして、それ以上動かすと文意がおかしくなる位置に置いた時、次の語が被修飾語になる。

 

例を見てみよう。

 

例)私はここでしばらく休む

「しばらく」は「休む」の前まで移動可能である。
よって「しばらく」は「休む(動詞)」を修飾する連用修飾語であることがわかる。

 

例)私は図書館へときどき行く

「ときどき」は「行く」の前まで移動可能である。
よって「ときどき」は「行く(動詞)」を修飾する連用修飾語であることがわかる。
  
②活用はない。

 

③主語・述語にはなれない。

副詞というのは文章を構成する上で必ずしも必要ではない語いらない語である。

そして、主に連用修飾語として補足的に文章に加えられるものである。